ラインにはにはサポートライン と レジスタンスラインの2種類のラインがあります。
このラインがトレードをしていく上では重要なラインです。
サポートラインとは
サポートラインとは、価格が下落してきた時に下げ止まって反発しているラインです。
「下値支持線」とも言います。
サポートライン付近まで価格が下落してくると買い注文が入ったり、売りポジションを持っていたトレーダーが決済するため上昇圧力が強くなります。
そのため、サポートライン付近では価格が反発しやすいポイントになります。
レジスタンスラインとは
レジスタンスラインとは、価格が上昇してきた時に上げ止まって反発しているラインです。
「上値抵抗線」とも言います。
レジスタンスライン付近まで価格が上昇してくると売り注文が入ったり、買いポジションを持っていたトレーダーが決済しようとするため下降圧力が強くなります。
そのため、レジスタンスライン付近では反発しやすいポイントになります。
サポートライン・レジスタンスラインの種類
サポートライン・レジスタンスラインは水平線で例えられることが多いのですが、水平線だけではなくトレンドラインやチャネルラインなどの斜めのラインでも同様にサポートライン・レジスタンスラインがあります。
サポートライン・レジスタンスラインを活用したトレードパターン
サポートライン・レジスタンスラインは、このラインを境に相場がどのような動きをするのかを見極めて分析やエントリーをしていきます。
いくつかのトレードパターンがあるので把握しておきましょう。
- サポートライン・レジスタンスラインで反発するパターン
- サポートライン・レジスタンスラインをブレイクするパターン
- サポートライン・レジスタンスラインを一旦はブレイクしたが回帰するパターン
- サポートライン・レジスタンスラインを境にチャートパターンを形成するパターン
サポートライン・レジスタンスラインで反発する
サポートライン・レジスタンスライン付近では価格が反発されやすいポイントです。
- 価格が下落してきた時にサポートラインがある場合にはロングエントリーが狙えるポイントです。
- 価格が上昇してきた時にレジスタンスラインがある場合にはショートエントリーが狙えるポイントです。
サポートライン・レジスタンスラインをブレイクする
サポートライン・レジスタンスライン付近でいつまでも反発するわけではなく、いつかはブレイクしていきます。ブレイクするとブレイクした方向に価格が大きく動く可能性が高くなります。
- サポートラインをブレイクした場合には、再びそのサポートライン付近まで価格が戻ってくる可能性が高いです。
サポートラインとして機能していたラインがレジスタンスラインとなります。
これをサポレジ転換といいショートエントリーが狙えるポイントです。 - レジスタンスラインをブレイクした場合には、再びそのレジスタンスライン付近まで価格が戻ってくる可能性が高いです。
レジスタンスラインとして機能していたラインがサポートラインとなります。
これをレジサポ転換といいロングエントリーが狙えるポイントです。
サポートライン・レジスタンスラインを一旦はブレイクしたが回帰する
サポートライン・レジスタンスラインを一旦はブレイクしたが、ブレイクした方向に価格が伸びず再び回帰する可能性もあります。
- サポートラインを一旦はブレイクしたものの、再びサポートラインを上抜けて価格が戻り再びサポートラインまで落ちてきたところでロングエントリーが狙えるポイントです。
- レジスタンスラインを一旦はブレイクしたものの、再びレジスタンスラインを下抜けて価格が戻り再びレジスタンスラインまで上がってきたところでショートエントリーが狙えるポイントです。
サポートライン・レジスタンスラインを境にチャートパターンを形成する
サポートライン・レジスタンスラインは多くのトレーダーに意識されているラインなので、多くのトレーダーの心理が入り交じりチャートパターンが形成されやすい位置になります。
また、チャートはフラクタル構造なので上位足で引いたサポートライン・レジスタンスラインを下位足に落として見るとラインに絡むようにチャートパターンが現れていることがよくあります。
チャートにはパターンがあり、そのパターンは複数あります。ただ単にチャートのパターンを覚えたら勝てるというわけではないのですが、多くのトレーダーが意識して見ています。チャートパターンが現れると、その後の相場はこう動く可能性が高いとシナリオ予[…]
まとめ
サポートラインとレジスタンスラインを境にどういう動きをするのかを把握しておくと、環境認識にも役立ちリスクリワードの良いトレードができるようになります。
トレード成績を上げたい方はサポートライン・レジスタンスを意識したトレードをしていきましょう。