MT4でチャート分析をするときに、チャート上にボックスを表示させて相場分析をしていくことがあります。ボックスは値幅観測論の計算値を導くときにも活用でき、ボックスで表示させておくと視覚的にも分かりやすくなるのでとても便利です。
ここでは、ボックスの表示方法がわからない?ツールバーにボックスが表示されてない!という方のために、MT4のチャート上にどうやってボックスを表示させているのかを詳しく解説しています。
目次
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ボックスをチャート上に表示させる方法
- 一番上にあるメニューバーの「挿入」➔「図形」➔「長方形」の順に選択します。
- 「長方形」を選択すると、カーソルが「+」に変わります。
- マウスの左ボタンを押したままカーソルを動かすとボックスが表示されます。
ボックスの背景色を変更する方法
- 初期設定では、背景色が青色で表示されますが色の変更が可能です。
- ボックスの角にカーソルをあててダブルクリックすると、角と中央に粒が表示されます。
- その粒の上で右クリックをすると「プロパティ」が表示されるのでクリックします。
- 「全般」➔「スタイル」からお好みの色に変更できます。
ボックスの背景色を消す方法
- 初期設定ではボックスの全体に色がついている状態です。このままの状態だと色によってはロウソク足が見えにくくなってしまうので、ボックスの背景色は消しておくことをおすすめします。
- ボックスの角にカーソルをあててダブルクリックすると、角と中央に粒が現れます。
- その粒の上で右クリックをすると「プロパティ」が表示されるのでクリックします。
- 「全般」➔「背景として表示」のチェック ✔ を外すとボックスの背景色が消えます。
ボックスの線の太さを変更する方法
- ボックスの角にカーソルをあててダブルクリックすると、角と中央に粒が表示されます。
- その粒の上で右クリックをすると「プロパティ」が表示されるのでクリックします。
- 「全般」➔「スタイル」からお好みの線の太さに変更できます。
ボックスをコピーする方法
- ボックスの角にカーソルをあててダブルクリックをすると、ボックスの角と中央に粒が表示されます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら、この粒にカーソルを合わせてドラック&ドロップすると全く同じボックスがコピーされます。
ボックスをチャート上から削除する方法
- ボックスの角にカーソルをあててダブルクリックすると、角と中央に粒が表示されます。
- その粒の上で右クリックをすると「削除」が表示されるのでクリックします。
- 「削除」を選択すると、ボックスが消えます。
チャート上から削除したボックスを復活させる方法
ボックスを使い相場分析をしていると、残しておきたかったボックスを間違って削除してしまい焦ってしまうことがあります。でも大丈夫です。間違って削除してしまったボックスを復活させる方法があります。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押します。
- すると、削除したボックスが復活できます。
ツールバーにボックスを表示させておく方法
- ボックスをよく使う場合には、ツールバーに表示させておくと便利です。
- ツールバーにカーソルをあて、右クリックをして「カスタマイズ」を選択します。
- 「カスタマイズ」を選択すると「ツールバーのカスタマイズ」が表示されます。
- 非表示の中にある「長方形」を選択し「挿入」をクリックします。
- 「挿入」をクリックすると表示の方に「長方形」が移動し、ツールバーに表示されるようになります。
まとめ
ボックスは、相場分析をするときに使える便利なツールです。
値幅観測論の計算値を導く時にも活用でき、ボックスに対しての「サポレジ転換・レジサポ転換」や「ロウソク足や移動平均線との位置関係」が視覚的にもわかりやすくなるのでぜひ活用してみて下さい。